日本ハム輝星、座らせ21球 ブルペン捕手絶賛「武田久さんっぽい」

[ 2019年1月25日 05:30 ]

ブルペン投球する吉田輝(撮影・三島 英忠)
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 日本ハムのドラフト1位・吉田輝(金足農)が千葉・鎌ケ谷での新人合同自主トレで3度目のブルペン投球を行い、初めて捕手を座らせて21球を投げた。受けた植村祐介ブルペン捕手は「(球筋の)軌道が低くて、武田久さんっぽい感じ。かなり伸びてくる」とかつての守護神を引き合いに出し、絶賛した。

 通算167セーブを誇る武田氏(現日本通運選手兼コーチ)は1メートル70と小柄ながら、重心の低いフォームが特徴的だった。1メートル76の吉田輝も投球時に体が沈み込み、打者寄りで球を離すところは武田氏に通じる部分がある。「軸足に体重が残りすぎて体重移動ができていない。(直球の出来は100点中)30くらい」とスライド回転していた直球を厳しめに自己採点したが、「キャンプに向けてしっかり合わせていきたい」と修正を誓った。2軍スタートが決まっているキャンプインまで残り7日。自慢の直球に磨きをかける。 (東尾 洋樹)

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2019年1月25日のニュース