大島康徳氏 同じ大腸がんで手術の阪神・原口にエール「大丈夫だ! 焦るな!」

[ 2019年1月25日 17:33 ]

野球評論家の大島康徳氏
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 元日本ハム監督で、一昨年2月にステージ4の大腸がんを患っていることを公表した野球解説者の大島康徳氏(68)が25日、自身のブログを更新し、同じ、大腸がんを患っていることを明かし近日中に手術を受ける阪神の原口文仁捕手(26)にエールを送った。

 大島氏は「今朝のスポーツ新聞を見て驚きました。阪神の原口選手が大腸がんが見つかり近く手術を受け治療に専念するとありました。彼は26歳。バリバリの現役です。その心中は私にはよく分かります。痛いほど分かります」とし、同じ病で闘病している立場から「原口選手にこの言葉を送ります。大丈夫だ! 焦るな!君はまだ若い。この先の人生は長い。病気が分かり手術・治療に入ると決まってから考えていることは現役復帰のことしかないと思う。 当然だ。しかし、復帰を焦らず今はじっくり治療に専念してもらいたい。(治療後のリハビリも含めて)」の言葉をつづった。さらに「自分を信じて全てを受け入れその先にある目標を見据えて その目標の実現を信じて そのためにじっくりと焦ることなく治療に専念してもらいたい!心からそう思います。頑張れ!原口選手。陰ながら、いつも応援していますよ」とエールを送った。

 大島氏は2016年10月にステージ4の大腸がんが見つかり、肝臓にも転移していたため「余命1年」と宣告された。翌11月の大腸がん手術は成功し、肝臓のがんは今もそのままというが、手術半年後の17年4月4日にはテレビ解説の仕事に復帰。抗がん剤治療で経過観察を続けている。

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2019年1月25日のニュース