阪神・北條、今年も山田哲&川端と自主トレ “ツバメの巣”で技盗む

[ 2018年12月26日 05:30 ]

阪神の北條
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 今オフも“ツバメの巣”で技を盗む。阪神・北條が来年1月10日からの1週間、愛媛県松山市内でヤクルトの山田哲、川端らと合同自主トレを行うことを明かした。球界のスーパースターへの弟子入りは来年で4年連続。レギュラー獲りへの足固めとする。

 「ケガ人だったけど、順調に回復したので。何を聞くとかは別に決めていませんが“行きたい”という気持ちはめちゃくちゃあった。順調に治って良かったです」

 9月14日のヤクルト戦で左肩を亜脱臼。残りシーズンを棒に振り、このオフもリハビリからスタートだった。恒例の松山自主トレも当初は参加は厳しい見通しだったが、想像以上の回復を見せて滑り込んだ。

 自身がケガに泣いた一方、山田哲は今季もフル回転し、打率・315、34本塁打、33盗塁でプロ野球史上初の3度目のトリプルスリーという偉業を達成した。走攻守の技術はもちろん、シーズンを戦い抜く肉体的強さもお手本となる。

 「1年間ずっと出ることが目標なので、ちょっとでもためになることを聞けたら」

 土台のつくり方や、ケガをしないための準備力、注意力。一緒にいるだけでも勉強になることはたくさんある。来季こそ定位置確保を目指す24歳にとって願ってもない機会だ。

 25日は鳴尾浜球場を訪れ、約2時間調整した。「(松山の)1週間でだいぶ体は仕上がると思う。キャンプまで継続していきたい」。故障明けを言い訳にも弱みにもするつもりはない。キャンプインからの全力プレーを目指し、四国へ渡る。

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