オリ、FA西を引き留められず 相次ぐ主力選手の退団 球団幹部が謝罪「ファンに申し訳ない」

[ 2018年12月7日 13:36 ]

「阪神にお世話になります」会見でFA移籍を宣言した西勇輝(撮影・井垣 忠夫)
Photo By スポニチ

 オリックスの長村球団本部長が7日、フリーエージェント宣言し、残留を求めていた西から連絡を受けたことを明かした。電話先で「最後の最後まで悩みましたが、他球団に決めさせて頂きました。申し訳ありません」との報告を受けたといい、同本部長は「チームへの愛着を持っていてくれたが、本人が勝ち取った権利だし、一度他球団で力を試してみたい、ということだった。長い付き合いだったから、寂しいなという話も西とはした」と明かした。

 今オフは、これまでエースとして支えた金子や中島といった主力選手の退団が相次いでおり、西の残留要請も失敗。同本部長は「結果的に私が引き留められなかったので、ファンに申し訳ないし、不徳の致すところ」と謝罪し、今後のチーム編成については「若い発展途上の選手が多いので、チームとしても底上げをしてレベルアップさせたい」と話した。

続きを表示

この記事のフォト

2018年12月7日のニュース