日本ハム “大王”王柏融と契約合意「夢を追い続けることができる」3年契約で総額4億円プラス出来高

[ 2018年12月7日 15:14 ]

ラミゴの王柏融
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 日本ハムは7日、先月20日に優先交渉権を獲得し、入団交渉中だった台湾・ラミゴの「大王」こと王柏融(ワン・ボーロン=25)と契約合意に達したと発表した。3年契約で総額4億円プラス出来高。(金額は推定)

 王は球団を通じ、「まず、私に関心をもってくださり、また支えてくださった皆さんに感謝申し上げます。台湾プロ野球界で初めて海外移籍制度を行使して日本プロ野球界に加わったことは、名誉であり、同時にプレッシャーでもあります。これからも初心を忘れず、努力を怠りません。また、私のことをリスペクトし、新たなステージに立たせてくださった北海道日本ハムファイターズに感謝しています。最後に、この数年間サポートをしてくださったラミゴ・モンキーズに感謝の意を示します。ラミゴの協力があってこそ、これからも夢を追い続けることができます」とコメントを寄せた。

 王柏融は2015年にラミゴに入団。16年にシーズン200安打を放って打率4割1分4厘をマーク。昨季は打率4割7厘、31本塁打、101打点で三冠王に輝き、“大王”と呼ばれている。

 栗山英樹監督(57)も「王選手の台湾で大活躍は周知通り、ここで私が述べるまでありません。本当に欲しくて、どうもファイターズで一緒に野球がしたいと願っていた選手。素晴らしい縁を持つことができました。王選手は、台湾の宝。今度は日本で大きな夢を実現してほしいですし、そのために我々も全力を尽くします。打撃面での期待が大きいですが、層の厚い現外野陣を多方面から更にレベルアップさせてくれるはず。いち早く日本の環境に馴染み、本来の力を存分発揮してもらいます」」とコメントしている。

 吉村浩GM(54)は3日に「ほぼ合意している」と明言した。

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2018年12月7日のニュース