【7日の主な契約更改】DeNA山崎5年目球団最高2億5000万円 西武・熊代は2度目の交渉でサイン

[ 2018年12月7日 21:00 ]

イチョウ並木を背にガッツポーズの山崎(撮影・島崎忠彦)
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 プロ野球の西武、ソフトバンク、オリックス、楽天、DeNA、阪神で7日、契約更改が行われた。

 DeNAの守護神・山崎康晃投手(26)が1億円アップの2億5000万円でサインした。4年目の今季は37セーブを挙げて自身初となるセーブ王のタイトルを獲得。5年目の年俸としては球団では過去最高額となり「納得いく形で評価をしてもらって、プロ野球選手として嬉しいこと」と笑顔をみせた。

 阪神の糸原健斗内野手(26)は2400万円増の来季推定年俸4000万円でサインした。「満足いく金額。初めて全試合出場して自信にもなった」。2年目の今季は「7番・遊撃」で初めて開幕戦に先発出場。チーム唯一となる全143試合出場を果たし152安打を放って打率・286、1本塁打、35打点とチームが最下位に沈む中で奮闘した。球宴にも監督推薦で初出場した。来季からは「キャプテン」に就任することも決まっている。「監督からは“まず自分のことしっかりやれ。明るくやれ”といわれている。今年はチームが悔しい思いをした。その悔しさをぶつけるように優勝を目指していきたい」と力強く誓った。

 西武の熊代聖人外野手(29)が2度目の契約更改交渉に臨み、現状維持の1000万円でサインした。会見の冒頭では約10秒の沈黙後「前回と一緒です」と発言。その上で「前回(5日の第1回交渉)と言い分は変わらなかったけど、言いたいことはすべて伝えて、球団も聞き入れてくれた。球団に対するボクの思いは伝わったと思います。お互い納得できて契約できたと思います。モヤモヤ感は何もないです」と上積みこそなかったが、晴れやかな表情で明かした。

 【西武】

熊代聖人外野手1000万円(±0)

 【ソフトバンク】

松本裕樹投手1200万円(±0)

江川智晃外野手1400万円(−300万円)

牧原大成内野手2000万円(+800万円)

中田賢一投手6000万円(−2500万円)

 【オリックス】

後藤駿太外野手2300万円(−600万円)

山岡泰輔投手4500万円(+200万円)

 【楽天】

足立祐一捕手1500万円(−300万円)

古川侑利投手1600万円(+850万円)

辛島航投手5000万円(+800万円)

 【DeNA】

三上朋也投手1億500万円(+1750万円)

山崎康晃投手2億5000万円(+1億円)

 【阪神】

糸原健斗内野手4000万円(+2400万円)

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2018年12月7日のニュース