大谷が語った来季の楽しみ VS雄星の実現「僕が安定して出られれば」

[ 2018年12月7日 09:00 ]

大谷翔平特別インタビュー(下)

インタビューに答える大谷
Photo By 共同

 ――来季の楽しみは。

 「打者として長く出るので、そこは今までないところ。打者での見え方や投手での捉え方も変わってくるかもしれないので、例年と違うという意味ではちょっと勉強になるところはある」

 ――花巻東の先輩、菊池投手がメジャー移籍を目指している。

 「日本で何回か投げ合ったし、打席にも立った。最高峰のレベルまで同じ高校から同じような世代が行くのもなかなかない。僕が安定して試合に出られれば対戦するチャンスもあるかなと思う」

 ――DeNAの筒香選手もメジャー志向を公言した。

 「(現在の日本人野手は)打者は僕とイチローさんくらい。筒香さんも高校の時から見ていたし、勉強になるところがたくさんある」

 ――米国に行って野球の価値観は変わったか。

 「やっぱりレベルが高い。(テレビで)見ているのでは分からないところ。データ上でも出ているところはあるが、それ以上にやっぱり違うかなという感じはする」

 ――他の選手に驚いたことは。

 「それはもうマイク・トラウトでしょ。特に打撃に関しては本当にずばぬけている。日本にいたら見る機会はないだろうなというくらいの選手。世代に1人、2人いるかいないかの選手」

 ――大リーグを目指す子供にメッセージを。

 「いろいろな人に可能性がある。僕は1メートル93で長打力があったり、速い球を投げたりという選手だが、いろいろなタイプがいる。身体的な面だけで左右されないのは野球の面白さ。やってみたいなというきっかけをつくれるようなニュースを提供できたらなと思っている」=終わり=

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2018年12月7日のニュース