ヤンキース ハーパー獲得競争から撤退の意向 狙いはマチャド

[ 2018年11月5日 15:16 ]

ブライス・ハーパー外野手(AP)
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 大リーグの公式サイトは4日、フリーエージェント(FA)市場の目玉として注目されているブライス・ハーパー外野手(26)について、ヤンキースが獲得競争から撤退する意向であると報じた。

 今オフにFAの資格を取得したハーパーは大リーグを代表するスラッガー。ナショナルズ7年間で通算184本塁打を放ち、2015年には本塁打王を獲得してリーグMVPに選出された。今季の成績は打率2割4分9厘、34本塁打、100打点。以前からヤンキースが獲得に興味を示していると伝えられていたが、関係者によると、来季にピンストライプのユニホームを着たハーパーは見られないという。

 ヤンキースの外野陣にはジャッジ、スタントン、ヒックスがおり、さらに先日にはベテランのガードナーと再契約を結んだばかり。ハーパーのようなスラッガーを獲得するよりも、投手と遊撃手の補強が最優先だという。ヤンキースの投手陣はハップ、サバシア、リン、ロバートソン、ブリトンが今オフにFA。正遊撃手のグリゴリアスはシーズン終了後に右肘のじん帯再建手術を受け、キャッシュマンGMによると復帰は来年の6月から8月とのこと。

 長期欠場を余儀なくされるグリゴリアスの代わりとして、ヤンキースが獲得を狙っているとされているのが、マニー・マチャド内野手(26)だという。今季はシーズン途中にオリオールズからドジャースにトレードで移籍。ドジャースのワールドシリーズ進出に貢献したマチャドもFA市場の目玉とされている選手だ。

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2018年11月5日のニュース