西武 浅村の国内FA権行使を認める 宣言残留含めオリ、楽天、ソフトBの大争奪戦に

[ 2018年11月5日 20:50 ]

西武の浅村
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 西武が5日、浅村栄斗内野手(27)が国内フリーエージェント(FA)権を行使することを認めた。球団幹部が本人から権利行使の連絡を受けたことを明らかにした。近日中にも正式表明を行いFA申請手続きに入る予定。宣言残留を認めている西武に加え、楽天、オリックスなどの争奪戦が本格スタートする。

 オリックスの長村裕之球団本部長は「獲得に向けて動きたいと思う」と語った。チームは今季得点力不足に悩んだこともあり、長村球団本部長は「素晴らしい選手。チームのため、地元大阪のため、帰ってきて力を貸してほしい」と話した。

 また今季、得点力不足で最下位に沈んだ楽天の球団幹部も「調査はしている。素晴らしい選手。戦力としてとても魅力のある選手」と語った。

 さらに、ソフトバンクの球団幹部も「正式に(表明を)されてからになるが、素晴らしい打者だと思う」と強い関心をにおわせた。

 プロ10年目の今季は、全143試合に出場して打率・310、127打点、32本塁打の活躍でチームを10年ぶりのリーグ優勝に導いた。球団は浅村の流出阻止を最優先事項と位置づけ、3年契約で年俸5億円プラス出来高払いの大型契約を提示しているとみられる。宣言残留も認めており、浅村は「ここまで育ててもらったライオンズには本当に感謝している。移籍を前提にして権利を行使するわけではない」とも強調している。

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2018年11月5日のニュース