「赤鬼」スタンカ氏死去 南海などで活躍 64年日本シリーズで3完封の活躍で日本一に貢献

[ 2018年10月19日 19:14 ]

南海時代のジョー・スタンカ氏
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 1960年代に日本のプロ野球で投手として活躍したジョー・スタンカ氏が15日、米国テキサス州の自宅で死去したことが分かった。87歳だった。死因は明かされていない。

 スタンカ氏は大リーグで1年プレーした後、1960年に南海(現ソフトバンク)に入団。1メートル96と長身から繰り出される球で打者を圧倒し、64年には26勝を挙げてシーズンMVP、さらに阪神との日本シリーズでも3完封勝利の活躍でチームを日本一に導くとともに、自身もシリーズMVPを獲得。「赤鬼」の異名を取った。

 66年には大洋(現DeNA)に移籍し、同年限りで退団。大リーグ通算では1年でわずか2試合の登板だったが、7年間在籍した日本球界では外国人投手初の通算100勝と異国の地で輝きを見せた。

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