大谷 “幻の10盗塁目”も不安一掃「三塁まで行ければ良かった」

[ 2018年9月20日 05:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス9―7アスレチックス ( 2018年9月18日    オークランド )

8回無死一塁、シモンズの中前打で滑り込み進塁する大谷(撮影・会津 智海)
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 エンゼルス・大谷の節目の10盗塁目は幻となった。7―4の8回に先頭で四球を選び、二塁へ絶好のスタートを切ったが、シモンズが打って中前打。大谷は二塁へ滑り込んだため「三塁まで行ければ良かった」と反省したが、2日前に走塁でひねった左足首の不安を感じさせなかった。

 珍しい逆転劇にも貢献した。3点を追う6回に左腕バクターから左前打を放ち「しっかりつないでいい仕事ができた」。直後のシモンズの右翼ファウルグラウンドへの飛球が観客席の女性が差し出したグラブに当たり、ファウルに。女性は退場となる中で、打ち直しのシモンズは中前2点打、カワートが逆転満塁弾で勝負を決めた。

 また、大谷が日本で右じん帯損傷に関するセカンドオピニオンを希望しているとした米報道について、マイク・ソーシア監督は「私は何も分からない」と言及を避けた。(柳原 直之)

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2018年9月20日のニュース