U18日本代表・常葉大菊川の奈良間&根来がスタメン出場で勝利に貢献

[ 2018年8月31日 22:23 ]

5回1死三塁、左犠飛を放つ奈良間(撮影・吉田 剛)
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 第12回U18アジア選手権(3日開幕)に出場する高校日本代表で常葉大菊川3年の奈良間大己内野手と根来龍真捕手が31日、本番と同じサンマリンスタジアム宮崎で行われた宮崎県選抜との壮行試合の4―2の勝利に貢献した。

 ともにスタメンだった。6番・二塁手で出場した奈良間は2併殺に絡むなど、慣れないポジションにも安定感が出てきた。打撃は大阪桐蔭の中川卓也、根尾昂の3、4番同様、3三振。過去をたどっても「3三振?あんまりないです。全然ダメ」と口は重たかった。それでも、5回1死三塁で2ボールからの甘い球を文句なしの左犠飛。金属バットだったら間違いなく頭上を越えるような当たりで貴重な1点をもぎ取っても「木で(ヒットを)打てなきゃダメです」と反省が口をついた。

 8番の根来は先発した木更津総合の右腕・野尻幸輝、高岡商の左腕・山田龍聖を好リード。しかし、5回に3番手で登場した明徳義塾の右腕・市川悠太が連続押し出しで2点を与えたところで責任を負うかたちでベンチに下がった。「ストライクが来ないとしんどいですね」と苦笑しながら「これからもっと考えないと相手も強くなる。ブルペンでさらに投手陣の球を受けようと思います」と前を向いた。

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