輝星 決勝を戦った大阪桐蔭・藤原との“シャキーン”に満足「100点でした」

[ 2018年8月31日 21:51 ]

<宮崎選抜・日本>9回から登板し1回無失点の吉田はほっとした表情を浮かべる(左は藤原、右は小泉)(撮影・岡田 丈靖)
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 第12回U18アジア選手権(9月3日開幕、宮崎)に出場する高校日本代表が31日、試合会場のサンマリン宮崎で宮崎県高校選抜と壮行試合を行い、夏の甲子園で準優勝した金足農の吉田輝星投手(3年)が大阪桐蔭(北大阪)に2―13で敗れた21日の決勝戦から10日ぶりに実戦復帰した。

 4―2で迎えた9回、甲子園V腕・柿木(大阪桐蔭)の後を受けて6番手として登板。背番号16を付けた吉田がマウンドへ向かうと、待ちわびたスタンドのファンからは大きな歓声が上がり、一斉にカメラを構える人たちが。センターに向かって刀を抜く“シャキーン”ポーズでさらに場内を沸かせた。

 先頭打者には死球を与えたが、次打者の時に空振り三振と二盗失敗でゲッツー。最後は投ゴロに仕留めて1回無安打無失点で、球速はMAX149キロを計測した。

 試合後、吉田は「久しぶりの実戦で疲れも抜けていた。1イニングと短かったけれど、球速も出たし、良かった」とホッとした様子。スタンドの注目をさらに集めた“シャキーン”ポーズについては「ルーティンなんで、やろうと。藤原のポーズ?100点でした」と甲子園の決勝を戦ったライバルとJAPANで決めた“シャキーン”にしてやったりだった。

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