巨人・重信 赤星氏がお手本 盗塁も社会貢献も「自分も」

[ 2017年12月31日 05:30 ]

ゼットの会議でスパイク談義に花を咲かせる赤星氏(右)と重信
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 巨人・重信が元阪神の赤星憲広氏(スポニチ本紙評論家)をお手本にする。赤星氏は現役時代に盗塁数に応じて車いすを寄贈し、引退後も基金を設立して活動を続ける。重信も野球を通じた社会貢献に強い関心があり、「自分もそういう選手になりたい。チームの先輩にも聞きながらやっていきたい」と口にした。

 幼少期から赤星氏の大ファンだった。背番号入りの赤いリストバンドを着けて神宮球場の左翼席で応援したことも。今月6日には契約メーカー・ゼット社の会議で同席し、盗塁の極意も授かった。

 2年目の今季は主に代走で10盗塁。外野の定位置獲りが当面の目標で「盗塁王を獲りたい。社会貢献活動のためにも、まずは活躍すること」と意気込む。赤星氏が車いす寄付を始めたのは3年目の03年。重信も3年目でのブレークを狙っている。 (重光 晋太郎)

 ▼赤星憲広氏 プロ野球選手は夢を与える存在。社会貢献活動は自分のパワーにもなるので、多くの選手に積極的にやってもらいたいです。

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2017年12月31日のニュース