DeNAドラ2神里 ハマの顔に 照英似、既にイケメンぶり評判

[ 2017年12月15日 05:30 ]

ベストナインの表彰を受ける日本生命・神里
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 2017年度社会人野球表彰(主催・日本野球連盟、共催・スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社、協賛・シチズン時計)の授賞式が14日、都内のKKRホテル東京で行われた。ベストナイン外野部門はDeNAからドラフト2位指名を受けた日本生命・神里和毅外野手(23)が初受賞し、プロ1年目から「開幕1軍&20盗塁」を誓った。今夏都市対抗優勝のNTT東日本がフェアプレー賞、第71回リトルリーグ世界選手権優勝の東京北砂リトルが日本野球連盟特別表彰を受けた。

 来季の目標を問われた神里は、タレント・照英似の彫りの深い顔を引き締めた。「最低でも開幕1軍。チャンスがあればレギュラーも狙いたい。盗塁も20盗塁を目標にしたい」。ライバルには同じ「1番・中堅」で同学年の桑原の名前を挙げた。50メートル5秒9の快足を武器に筒香、梶谷も君臨する外野争いに挑む。

 DeNAは今季シーズン3位から日本シリーズ進出を果たしたが、チーム盗塁数はリーグワーストの39盗塁。1位・広島が112盗塁と大きく差をつけられ、両リーグでもオリックスの33盗塁に次ぐワースト2位。日本シリーズの戦いぶりもチェックし「盗塁ができれば(定位置争いに)割り込んでいくチャンスは増える」と考えている。

 神里は今年、リードオフマンとして日本選手権では打率・333をマークし準優勝に貢献。優秀選手にも選ばれた。年間打率も・365でベストナインを初受賞し「獲りたかった賞なので自信になる」と笑顔を見せた。ドラフト後にはイケメンとの評判も広まっている。それは本人の耳にも届いており、「顔だけじゃなく、それ(評判)に見合う結果を残したい」と力を込めた。

 父・昌二さんは豊見城(沖縄)で77、78年と4季連続甲子園に出場し、最後の夏はエースとして元オリックス・石嶺和彦とバッテリーを組んだ。卒業後も社会人野球のプリンスホテルでプロ入りを目指したが、夢はかなわなかった。父の思いも背負って臨む。「1軍で出られないなら日本生命に残った方がいい。一年間戦い続ける体づくりをしたい」と力強く話した。 (東尾 洋樹)

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