阪神・岩崎、静岡県人会旗揚げメンバーに 故郷への恩返し誓う

[ 2017年12月15日 08:59 ]

 阪神・岩崎優投手(26)が14日、「プロ野球静岡県人会」の旗揚げメンバーに選出されたことが分かり、故郷を背負っての活躍、恩返しを誓った。

 「(県人会に)参加できることは嬉しいですし、生まれ育った場所なので、恩返ししたい気持ちもある。まずは、野球教室などでしっかり貢献していければ良いと思う」

 「静岡県人会」は、野球振興、地域活性化や、同県出身のプロ野球選手のセカンドキャリアのサポートなどを目的に、今年8月に正式発足が決まった。

 旗揚げ記念イベントとして12月29日に草薙総合運動場硬式野球場で野球教室、チャリティートークショーを開催。清水市出身の岩崎も、チームメートで、伊東市で育った竹安とともに参加する。

 他球団では、オリックス・増井、DeNA・後藤、日本ハム・浦野らの参加が決まっており、今季66試合に登板するフル回転でチームに欠かせぬ存在となった岩崎も県人会をアピールしていく中心選手として期待される。

 阪神では、ドラフト2位で入団が決まった高橋遥も静岡市出身とあって、「後輩では竹安もいますし、高橋も入ってきた。静岡出身として一緒に盛り上げていければいい」と言葉に力を込める。

 今年1月は、富士山が見渡せる絶景ポイントとしても名高い「日本平」に足を運び、自主トレを敢行するなど、毎年、故郷で始動して、シーズンに向かっている。来季は先発再転向も予想され、挑戦となる1年。ポーカーフェースの背番号67は、「静岡愛」を胸に秘め、腕を振る。

    (遠藤 礼)

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