日本ハム・公文、5年目で待望のプロ初勝利「素直にうれしいです」

[ 2017年6月14日 22:46 ]

交流戦   日本ハム7―5中日 ( 2017年6月14日    ナゴヤD )

<中・日>プロ初勝利のウイニングボールを手に笑顔の公文
Photo By スポニチ

 日本ハムの公文が5年目で待望のプロ初勝利をマークした。5―5で迎えた延長11回に7番手として登板。大島とビシエドを連続三振に斬って取るなど3者凡退に仕留め、12回に味方打線が相手投手の暴投と野選で2点をもぎ取ったため、13球を投げた公文に勝利が転がり込んだ。

 「素直にうれしいです」と控えめな笑みを浮かべた公文は「延長戦に入って、1点取られたら負ける場面なので、しっかりゼロに抑えようと思って全力でいきました」とマウンドを振り返り、3者凡退という結果を「強気でいきました」と回想。4番のビシエドを空振り三振に仕留めた場面については「一発もある場面だったので、しっかり自分のボールを信じて思い切り投げた結果、いい結果が生まれたと思います」と胸を張った。

 今季、巨人からトレードで移籍。「ジャイアンツでも自分の思うような成績が出せず、試合数も少なかったんですけど、このトレードを機に一からスタートだと思って頑張っている途中でこういう結果が出たので、自分の中ですごくうれしいです」と勝利の味をかみしめ、ウイニングボールをどうするか聞かれると「家に飾りたいと思います」とはにかんだ。

続きを表示

2017年6月14日のニュース