広島ドラ3ルーキー床田プロ初勝利「本当に頼もしい先輩ばかり」

[ 2017年4月12日 21:25 ]

セ・リーグ   広島9―5巨人 ( 2017年4月12日    東京D )

<巨・広>6回、長野を一ゴロに打ち取り舌を出し、ベンチに新井と引き揚げる床田(左)
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 広島のドラフト3位ルーキー左腕・床田寛樹投手(22)が巨人戦に先発し、7回を投げ5安打5失点、8奪三振でうれしいプロ初勝利をマークした。

 プロ初登板となった5日の中日戦では、7回途中3失点と好投。白星はならなかったが力投を見せた。この日は初回にいきなり阿部に2ランを打たれたが、続くマギーから2回にかけて4者連続三振。5回には代打の村田に3ランを打たれ5失点も、味方の大量援護で初白星を挙げた。

 「本当に勝ててよかった。本当に頼もしい先輩ばかりで、有難い。心強いので思い切って自分の球を投げるだけと思っていた」と語った。ここを投げ切れば勝ち投手の権利を得られる5回には「多少意識してしまって、勝ちに急いだ」と言うが「しっかり反省して、次に生かしたい」と力強かった。

 これで広島は1分けを挟んで9連勝。新人では7日にドラフト1位の加藤が9回1死までノーヒットノーランの快投で初勝利を挙げたのに続いて2人目の白星だ。広島は開幕投手で昨季沢村賞を受賞したジョンソン、守護神の中崎が離脱の不安もあったが、頼もしい新人たちの活躍で、連勝を伸ばしている。

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