明徳・馬淵監督 清宮敬遠? 名将も苦笑い「お客さんに言われる」

[ 2017年3月11日 05:51 ]

第89回選抜高校野球大会組み合わせ抽選会 ( 2017年3月10日    毎日新聞大阪本社オーバルホール )

明徳義塾・馬淵史郎監督
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 早実との対戦が決まった瞬間、明徳義塾(高知)・馬淵監督は「聞かれると思った」という。相手は全国No・1の大砲で、誰もが25年前の夏の星稜戦を思い出す。「お客さんには“また敬遠するなよ”と言われると思います。まあ、試合の状況次第ですよ。場合によっては敬遠する」と苦笑した。

 「清宮君の大会みたいに盛り上がっている」と話し、実力にも「松井の打球は鋼の力があった。清宮君は柔らかさ。飛距離が出る捉え方を持っている」と一目置く。ただ、“あの夏”のように極端な指示は出さないつもりだ。「ノーランナーでの敬遠は考えていない。全打席?ない。松井に怒られるわ」。外野の守備位置も極端なシフトを敷くことは否定した。

 山口主将はキャプテントークがあった前夜、宿舎で清宮と風呂で野球談議に花を咲かせたという。「優勝するためには勝たないといけないチーム」と力強く口にした。

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