スーパー１年生と呼ばれた甲子園　西武ドラ６田村　開幕１軍誓う

　西武のドラフト６位右腕・田村が、思い出の聖地で開幕１軍入りを誓った。

　報徳学園（兵庫）の２年春にセンバツ出場して以来、６年ぶりに訪れた甲子園で全体練習。外野でキャッチボールを行い、「メチャクチャ楽しかった。練習中に当時アルプスが大観衆だったのを思い出しました。力をもらいましたね」と笑みを浮かべた。

　名を全国にとどろかせたのは１年夏の甲子園。先発、救援とフル回転してベスト４進出に貢献し、「報徳のスーパー１年生」と呼ばれた。プロ１年生の現在は、救援で３試合連続無失点中と好投を続け、首脳陣の評価も急上昇中だ。６月１３〜１５日の阪神戦は甲子園で行われる。「開幕１軍という目標は変わらない。甲子園でも投げたいです」と思いを新たにしていた。