報徳学園 永田監督、最後の甲子園「終わったら寂しくなるかな」

[ 2017年3月11日 09:30 ]

第89回選抜高校野球大会組み合わせ抽選会 ( 2017年3月10日    毎日新聞大阪本社オーバルホール )

<センバツ抽選会>報徳学園・永田監督(中央)と話す履正社・岡田監督(右)
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 今大会での勇退を表明している報徳学園・永田裕治監督は多治見(岐阜)との対戦が決まっても、ひょうひょうとしたいつも通りの笑顔を浮かべていた。

 「相手の情報ですか? いやぁ、これから本を読んで研究します。日程的にはもっと遅い方が良かったんですけどねぇ。ほら、遅かったらそれだけ長く甲子園に居られるじゃないですか」

 1994年の監督就任以来、通算18度目の甲子園。23年のキャリアならではのトークで試合に向けて最後まで本音を明かすことはなかった。しかしながら、自身の今後を問う質問には「終わったらさみしくなるかな、という思いは確かにあります。でも、選手には何も言っていません。そら僕だけが考え、感じればええことですから」と、最後の大会にかける偽らざる思いも明かした。

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2017年3月11日のニュース