イチロー 7割の力で打撃練習「走るのと投げるのは腰がね」

[ 2017年2月26日 05:30 ]

負傷後初めて室内で打撃練習を行うイチロー
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 マーリンズのイチロー外野手(43)が24日(日本時間25日)、3日ぶりに打撃練習とキャッチボールを再開した。21日に同僚と激突し右膝上部と腰を負傷。この日も別メニューだったものの、室内でティー打撃で32球、マシンで55球を打ち込んだ。右膝のサポーターを初めて外し、40メートルのキャッチボールや軽いランニングも行った。

 「こっち(右膝)より腰ですね」とイチロー。打撃練習では、7割程度の力でスイングし「打つ時は全然気にしなくて大丈夫。まあ、走るのと投げるのは、腰がね」と手応えと不安の両方を口にした。「今朝は明らかに良かったけど。でも、動くと(違和感が)出てきたり、そんな感じなんですよね」と状態を語り、完治には「もうちょっとかかるかな」と慎重だった。

 25日(日本時間同日深夜)は筆文字で「定時で帰る」と書かれたTシャツで球場入り。日本では24日から午後3時に仕事を終える「プレミアムフライデー」の取り組みが始まったが、それを連想させる一枚となった。 (ジュピター・笹田幸嗣通信員)

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