ソフトB松坂 2回に急変3四球…「やればやるほど悩み出てくる」

[ 2017年2月26日 05:48 ]

2軍練習試合   ソフトバンク3―7巨人 ( 2017年2月25日    生目の杜 )

<ソ・巨>2回1死満塁、松本の打球を捕球する松坂
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 理想には程遠い内容だった。右肩手術からの復活を目指すソフトバンクの松坂が、巨人2軍との練習試合に実戦初登板。先発で2回1安打1失点、3四球と課題を残し「やればやるほど悩みは出てくる。野球って難しい。もう少しストレスのたまる時期は続くかな」と歯がゆそうだった。

 全てセットポジションで投げ、初回は2番・寺内からこの日最速タイの142キロ直球で見逃し三振を奪うなど3者凡退。しかし、2回に急変する。先頭の中井を歩かせ、1死三塁から相川に右前適時打を浴びた。さらに2者連続の四球で1死満塁とされ、投ゴロ併殺で何とかしのいだ。この回は「技術的に試したいことがあった」と左膝を少し高く上げ、やや内側に巻き込むフォームに変えたが、制球を乱し「内容まで変えてしまった。良い悪いの判断は早いほうがいい」と振り返った。

 体重を9キロ絞って臨んだ今キャンプ。3日にチーム一番乗りとなる打撃投手を務めるなど精力的だったが、14日のシート打撃登板以降ブルペンでの投球練習は1度のみとペースダウンは明らか。登板後にブルペンで投球練習を行った36歳は「戻れるなら1カ月前の状態に戻りたい」と弱気な言葉も漏らした。

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2017年2月26日のニュース