巨人も正義!異例の前日公表「投手としての能力が高い」

[ 2016年10月20日 05:33 ]

プロ野球ドラフト会議

練習前に阿部(左)と話す高橋監督
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 競合覚悟の前日公表だ。巨人は東京・大手町の球団事務所でスカウト会議を行い、田中の1位指名を決定。堤辰佳GMは「田中選手でいく。うちのチームで必要になる一番の選手。競合しても獲りたい選手」と明言した。18日の会議で1位候補を田中と桜美林大・佐々木千、明大・柳に絞り、この日に最終決断。同GMは「投手としての力、持っている能力が高い」と理由を挙げた。過去には11年1月の菅野(当時東海大)の1位指名公表などがあったが、ドラフト前日の公表は異例だ。

 秋季練習を指揮していて不参加だった高橋監督も報告を受けた。指揮官は昨年はドラフト後の就任だったため、今年が初のドラフト会議出席。「何もしないことが験担ぎ。初めてだし、何が験担ぎかも分からないしね」と笑みを浮かべた。

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