【広島1位】慶大・加藤拓 最速153キロ直球は「鉛玉」

[ 2016年10月20日 18:18 ]

プロ野球ドラフト会議

慶大・加藤拓
Photo By スポニチ

 【加藤拓也(かとう・たくや)投手 21歳 慶大 右投げ右打ち 1メートル75、90キロ】

 がっちりした体格から投げ込む直球は最速153キロ。今秋の東大1回戦でリーグ史上24人目(通算25度目)のノーヒットノーランを達成した。捕手の郡司が「球が速いだけでなく鉛玉のような感じ」と証言するボールでねじ伏せた。

 底知れない探求心で進化を続ける。過去には慶大陸上部のやり投げ選手と合同練習を行い、投球に生かせる要素を模索。慶大OGでリオパラリンピック陸上代表の高桑早生ら他競技の選手とも積極的に交流し、「常により良い投球を目指す」と変化を恐れずフォーム改造を試みる。先発、抑えを経験し、どのポジションもこなせる強みもある。

 ◆東京都出身。鷺宮小2年時に白鷺ヘロンズで野球を始め、小4から東京中野リトルに所属。中野第八中時代は杉並シニアで捕手。慶応高では1年秋以降に投手に転向し、3年春からエースを務め、3年夏の神奈川大会8強入り。慶大では1年春にリーグ戦デビューし、通算64試合で24勝12敗。

続きを表示

2016年10月20日のニュース