明大 星152キロ&柳0封締め ドラフト候補コンビを7球団視察

[ 2016年10月3日 05:30 ]

<明大・法大>6回1/3を8安打4失点の明大・星

東京六大学野球第4週最終日 明大8―4法大

(10月2日 神宮)
 2回戦2試合が行われた。明大は法大に8―4で勝ち、09年春以来の開幕6連勝で首位を守った。今秋ドラフト候補の先発・星知弥投手(4年)が最速152キロの直球を軸に6回1/3を8安打4失点。8回途中から救援した同1位候補の3番手・柳裕也投手(4年)が最後を締め、勝ち点3を挙げた。早大は東大に4―0で快勝し、勝ち点2を挙げた。

 ネット裏で視察した広島、ロッテなど7球団のスカウトの前で、明大のドラフト候補右腕コンビが持ち味を発揮した。先発の星は初回に151キロをマークすると、7回に自己最速にあと2キロと迫る152キロを計測。その7回に連打を浴びて降板したが、DeNAの吉田孝司スカウト部長は「速球が魅力。春と比べると腕が振れていて良くなってきた」と高く評価した。連投となったエースの柳は8―4の8回1死一、二塁で今季初の救援登板。遊ゴロ併殺でピンチをしのぐと、最終回も無失点で抑え「気合十分で強気に攻めることができた」と胸を張った。

 3日、そろってプロ志望届を提出する。巨人、DeNAなどの1位候補に挙がっている柳は「引き締まる思いです」。星も「(ドラフト会議まで)自分がやるべきことをしっかりやりたい」と気持ちを新たにした。 (原田 真奈子)

 ▼明大・川口(今季から内野手転向。5、7回に2打席連続アーチ)感触は完璧。投手からの転向を勧めてくれた善波監督と応援してくれる父の前で打ててよかった。

 ▼法大・青木久典監督 (エースの)柳を引っ張り出したのはよかったが、星をもう少し早く降ろさなくてはいけない。
【試合結果】

続きを表示

この記事のフォト

2016年10月3日のニュース