レッドソックス 最終戦はブルージェイズに敗戦 上原&田沢の登板なし

[ 2016年10月3日 11:06 ]

ア・リーグ ( 2016年10月2日    ボストン )

レッドソックスの上原 (AP)

 すでにア・リーグ東地区の優勝を決めているレッドソックスは2日(日本時間3日)のブルージェイズ戦に1―2で敗れ、93勝69敗でレギュラーシーズンを終えた。この試合で上原浩治投手(41)と田沢純一投手(30)の登板はなかった。プレーオフ第3シードのレッドソックスは地区シリーズで第2シードのインディアンスと対戦する。

 2年連続で地区最下位に低迷したレッドソックスは今季、昨年に比べてチーム成績が大きく改善。打率はリーグ4位からトップの2割8分2厘に、防御率に関してはリーグ14位から4位の4・00にまで向上した。

 昨季の78勝から大きく星を伸ばし、再び強豪ひしめくア・リーグ東地区を制覇。ポーセロがメジャートップの22勝を挙げ、新加入したプライスも17勝をマーク。先発陣の頑張りはもちろんだが、救援陣の活躍も見逃せない。新戦力の守護神キンブレルは途中に故障もあったが、6年連続30セーブ以上となる31セーブを記録した。

 キンブレルの加入でセットアッパーに回った上原は50試合に登板して2勝3敗18ホールド、防御率3・45。キンブレル離脱中にはクローザーも務め、7セーブを挙げている。7月に右胸を痛めて約1カ月半の間、戦列を離れたが、復帰登板となった9月7日のパドレス戦で無失点救援を見せると、30日のブルージェイズ戦まで11試合連続無失点と好調のままレギュラーシーズンを終えた。

 田沢はメジャー7年目の今季、53試合に登板して3勝2敗16ホールド、防御率4・17。7月に右肩違和感で故障者リスト入りしたが、4年連続での50試合登板を果たした。9月は出番が激減したが、上原同様、2013年のワールドシリーズ制覇を経験している一人。プレーオフでは外せない戦力だ。

続きを表示

この記事のフォト

2016年10月3日のニュース