西武・浅村 来季背番号「3」継承へ 清原、中島も背負った

[ 2016年10月3日 05:30 ]

西武の浅村

 ライオンズの栄光の背番号「3」が復活する。西武が浅村栄斗内野手(26)の背番号「32」から「3」への変更を検討していることが2日、分かった。

 古くは大下弘、土井正博、清原和博、最近では中島(現オリックス)が背負ったが、13年からは空き番号。球団幹部は「打撃でも成績を残しているし、守備もうまくなっている。来季は背番号3を、と考えている」と明かした。名実ともにチームを代表する選手に成長したことで、浅村が継承者となる。

 8年目の今季は3年連続のBクラスに終わったチームの中にあって、全試合出場。リーグ3位の打率・309をマークし、82打点と24本塁打はともにチーム2位の成績を残した。浅村が打点王のタイトルを獲得した13年のオフから球団内部では検討されてきたが、いよいよ「解禁」のゴーサインが出ることになった。

 西武の「3番」イコール「強打者」というイメージが強い。浅村も以前から「いつか3番をつけさせてほしい」との願望を口にし、11年オフの契約更改交渉の席で別の1桁番号を打診された時には「3をつけられるまでは32のままでいいです」と辞退したこともある。入団から9年目の来季、ついに念願の背番号を手に入れることになる。

 球団幹部は「期待の表れ」と、さらなる飛躍に期待。契約更改交渉の場で新背番号が提示される見込みだ。年俸のアップも予想され、浅村にとってはハッピーなオフになりそうだ。

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2016年10月3日のニュース