オリ 伊藤&若月、捕手“2人”で計7安打!「調子上がってる」

[ 2016年8月29日 05:30 ]

<楽・オ>5回表1死三塁から若月はボールに食らいつき右前に運ぶ

パ・リーグ オリックス13―4楽天

(8月28日 コボスタ宮城)
 景気よく悪循環を脱出した。オリックスが先発全員安打となる今季最多タイ19安打で13得点の快勝。今季4度目の2桁得点で連敗を4で止めた。

 「捕手2人」が打線に火を付けた。0―0の2回無死一、三塁、2試合連続2度目の先発での一塁起用となった伊藤が左前に先制打。さらに1死二、三塁から先発マスクの若月が右前適時打を放った。4安打1打点の伊藤は「どのポジションで出ても、最後に勝つことを考えてやっている」と話し、3安打3打点の若月は「調子は上がってきている」と笑顔だった。

 7―3の5回2死三塁からは安達が右翼席に1号2ラン。難病の潰瘍性大腸炎を乗り越えての初本塁打に「いろんな人に感謝しながらベースを回っていました」と言葉をかみしめた。選手個々が全力を尽くし、残り28試合を意味あるものにする。(桜井 克也)

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