U18日本代表が台湾入り 作新・今井、亡き祖父へアジア制覇誓う

[ 2016年8月29日 05:30 ]

Vサインして出発する藤嶋(上段左)、寺島(同右)らU―18日本代表(下から2段目右は今井)

第11回U―18アジア野球選手権

(30日開幕)
 第11回U―18(18歳以下)アジア野球選手権(30日~9月4日、台湾・台中)に出場する高校日本代表が28日、台湾入りした。

 作新学院の152キロ右腕・今井達也投手(3年)は、今年4月に死去した祖父・敏夫さん(享年79)の遺骨をつけたネックレスを持参。甲子園でも身につけて全国制覇した右腕は「こちらでもつけて投げたい。帰国後よい報告ができたら」と亡き祖父にアジア制覇を誓った。

 27日の大学日本代表との壮行試合では7番手で登板し、2回5奪三振。藤川球児(阪神)を参考にしているという自慢の直球で151キロをマークして球場を沸かせ「一番自信のある球で三振を取れて自信になった」。今大会で打者は木製バットを使用するが「海外の選手は木製慣れしている。コースに投げきりたい」と制球力で勝負を挑むことを誓っていた。(松井 いつき)

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2016年8月29日のニュース