楽天 菊池白星逃すも梨田監督評価「相手打者は差し込まれていた」

[ 2016年8月23日 22:57 ]

パ・リーグ 楽天3―2ソフトバンク

(8月23日 ヤフオクD)
 今季初登板となった楽天の先発・菊池は5回4安打無失点。白星こそ逃したが、試合をつくった。

 立ち上がりからボールが先行する苦しい投球となったが、4回2死一、三塁では福田を空振り三振。5回も1死一、三塁のピンチを迎えたが、今宮を空振り三振、柳田を一ゴロに封じ、無失点で切り抜けた。

 5回で96球を要したこともあり「甘く入らないようにという気持ちが強くて無駄な球やボール先行が多かった」と反省しながらも「0点で抑えられた。悪いなりに粘れた」と振り返った。

 梨田監督も「(直球は)140キロ前後だったけど、体重がボールに乗っていた。相手打者は差し込まれていた」と評価。

 早めの継投になったことには「100球が近づいて、玄界灘(限界)だったね」とダジャレを交えながら振り返り「勝ちが付けば良かったが、次に繋がる投球をしてくれた」と満足そうだった。

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2016年8月23日のニュース