青木 マルチ安打も…守備で痛恨お見合い「気配感じて…」

[ 2016年8月23日 05:30 ]

<ブルワーズ・マリナーズ>4回、青木はブロクストンの打球にグラブを伸ばすも届かず(AP)

インターリーグ マリナーズ6―7ブルワーズ

(8月21日 シアトル)
 マリナーズの青木が、左翼守備で一瞬の判断ミスに泣いた。21日(日本時間22日)ブルワーズ戦の3点リードで迎えた9回。5番手ウィリヘルムセンが2本塁打を浴びて同点とされ、なお1死一、二塁のピンチで打球が左中間に飛んだ。

 「“捕れるな”と思いながらセンターの気配を感じて引いてしまった」

 中堅手とお見合いする形で捕球できず(記録は左前打)、二塁走者に勝ち越しの生還を許した。痛恨のプレーを「同じミスをしないようにしたい」と猛省。スコット・サービス監督も「守備だけが敗因じゃない」とかばいながら「捕れる球だった」と残念がった。

 打撃では好調を維持している。初回、6回と右前打を放ち、7月20日のメジャー復帰から26試合で8度目のマルチ安打。「いい形で打てているのは確かだから続けていきたい」と懸命に前を向いた。 (小林由加通信員)

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