巨人、伏兵・脇谷のサヨナラ弾で広島のマジック点灯阻止 延長10回に劇弾

[ 2016年8月23日 21:15 ]

10回 無死 サヨナラ本塁打を放つ巨人・脇谷 

セ・リーグ 巨人1―0広島

(8月23日 東京D)
 2位の巨人が1―0で首位・広島に延長10回サヨナラ勝ちを収め、広島の優勝マジック点灯を阻止した。

 巨人は0―0で迎えた延長10回、先頭打者として打席に入った脇谷がこの回から登板した広島2番手・ジャクソンのカウント2―2からの5球目直球を右翼スタンドへ運び、自身初のサヨナラアーチ。ベンチスタートだった脇谷は10回表から三塁の守備に入っており、この試合初打席で大きな仕事をやってのけた。

 広島が勝てば優勝マジック「20」が点灯するという、巨人にとっては負けられない重要な1戦。試合は広島・ジョンソン、巨人・マイコラスと両先発投手の好投で息詰まる投手戦で互いにゼロ行進が続いた。

 7回5安打無失点で降板したマイコラスに対し、ジョンソンは9回5安打無失点と力投。9回には1死満塁で村田を併殺打に打ち取りピンチをしのいだが、121球を投げたジョンソンが降板し、2番手のジャクソンにとって最初の打者となる脇谷に痛恨のサヨナラ弾を浴びた。

 

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2016年8月23日のニュース