楽天・梨田監督 タカマツにラブコール「始球式に来て」

[ 2016年8月23日 05:30 ]

メダルを手に笑顔の高橋(左)と松友

 コボスタ宮城に「タカマツ」呼ぶなっし~!楽天の梨田昌孝監督(63)が、リオ五輪バドミントン女子ダブルスで日本バドミントン界初の金メダルを獲得した高橋礼華(26)、松友美佐紀(24=ともに日本ユニシス)にラブコールを送った。

 「今度、始球式に来てもらいたいよね。こっちも捕手を2人用意する。投げるよりスマッシュでというのも良いかもね」

 日本中を熱く沸かせた「タカマツ」は仙台市にある聖ウルスラ学院英智高出身。楽天の本拠地・コボスタ宮城と直線距離で約2キロという近さだ。高橋は奈良、松友は徳島出身だが、2人は同校在学中にペアを結成。「タカマツ」にとっては仙台が故郷といえる。

 メダリストでは過去、12年のロンドン五輪の卓球女子団体で銀メダルを獲得した仙台市出身の福原愛が同年10月にKスタ宮城(当時)で始球式に登板した。梨田監督は「タカマツ」の話題性だけでなく、2人の絆の強さにも一目置いている。「ペアはお互いの弱い部分を補い合える。野球にも通じるところがあるよね」と力説。世界で活躍するアスリートの経験談を語ってもらえば、選手にとっても財産となる。

 タカマツが決勝戦で見せた5連続ポイントでの大逆転勝利のような諦めない気持ちは、4位からの逆転CS進出を目指す楽天に必要不可欠だ。 (徳原 麗奈)

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2016年8月23日のニュース