作新凱旋!宇都宮市内の同校で400人出迎え エース今井は代表大忙し

[ 2016年8月23日 05:30 ]

宇都宮駅に到着した作新学院・今井(右)は詰めかけた大勢の人たちから祝福を受ける

 第98回全国高校野球選手権大会で54年ぶりに全国制覇を果たした作新学院(栃木)が22日、宇都宮市内の同校に凱旋。ナインは生徒や保護者ら約400人に出迎えられ、優勝を報告した。

 深紅の大優勝旗を手にした山本主将は「優勝旗には全国の球児の思いが詰まっていた」と感激し、小針崇宏監督は「普段できないことが、なぜか甲子園でできた。地元に帰ってきて、皆さんの歓声を聞いて優勝を実感した」と声援に感謝した。

 決勝の北海戦で1失点完投勝利を挙げるなど、全5試合に登板した152キロ右腕の今井は、第11回BAF U―18アジア選手権(30日開幕、台湾)に向け「栃木代表から日本代表になる。レベルの高い投手がそろっているが、甲子園以上の活躍ができるようにチームに貢献したい」と、アジアの頂点に立つことを目標に掲げた。甲子園で3試合連続本塁打を放った入江も代表入りを果たし「自分は打撃はもちろん、投手としても準備したい」と二刀流での貢献を誓った。

 新チームは、23日に始動する。小針監督は「1、2年生は新しい戦いがある」と、早くも秋に目を向けた。 (川島 毅洋)

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2016年8月23日のニュース