北海 22年ぶり夏初戦突破 エース・大西3者連続三振でサヨナラに導く

[ 2016年8月12日 13:30 ]

<北海・松山聖陵>北海先発の大西

第98回全国高校野球選手権大会第6日・2回戦 北海2―1松山聖陵

(8月12日 甲子園)
 北海が松山聖陵にサヨナラ勝利し、94年以来、22年ぶりとなる初戦突破を果たした。

 2回に先制も6回に追いつかれ、9回2死一、三塁から小野が中前打を放って試合を決めた。サヨナラの舞台を整えていたのは9回表を3者連続三振に打ち取った先発の大西だった。

 主将を務め、4番にも座る大西は「投手戦は予想していた。相手打線が走ってきたり、つないできたりする中で、自分がどう抑えるかがカギだと思っていた」とこの日の試合を振り返った。 夏の大会では22年ぶりとなる初戦突破。「道民の皆さんが後押ししてくれたから。次戦も北海道を代表して頑張ります」と感謝を胸に次戦を見据えた。

 98年に就任した平川監督は夏の大会での初勝利に「非常に感慨深いものがあります」と喜び、好投の大西については「予選同様、最初から丁寧に投げてくれた」とねぎらった。

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2016年8月12日のニュース