由規 1797日ぶり神宮で勝った 7四球も首位広島を6回零封

[ 2016年8月4日 21:38 ]

<ヤ・広>4回2死満塁、会沢を遊ゴロに打ち取り吠える由規

セ・リーグ ヤクルト5―2広島

(8月4日 神宮)
 ヤクルトの由規(本名:佐藤由規)投手(26)が4日、広島戦に先発し、7与四球も6回無失点で本拠地・神宮球場では2011年9月3日の巨人戦以来1797日ぶりの白星となる、今季2勝目(1敗)を挙げた。チームは首位・広島に連勝で7月27日以来、8日ぶりに最下位を脱出した。

 1786日ぶりに復活の白星を挙げた7月24日の中日戦(ナゴヤドーム)から11日。由規が12球団一の得点力を誇る首位・広島相手に粘りの投球を見せた。7与四球も、ブレーキの利いたスライダーで要所を締めた。今季最多120球を投げ、6回を3安打無失点で7三振を奪った。

 由規は右肩の故障で11年シーズンを最後に1軍登板がなく、13年の手術を経て今季から育成選手に回ったが、7月5日に再び支配下登録されての復活劇だった。

 首位・広島は福井が5回2失点も、2番手・薮田が6回、山田に3ランを浴びて万事休す。打線は由規の前に6回まで7四球を選んだが、3安打無得点と捕まえきれなかった。2位・巨人は試合がなかったため、ゲーム差は6・5に縮まった。

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