レッズ内野手 捕球妨害のファンに怒るも直後に謝罪「完全に間違いだった」

[ 2016年8月4日 16:22 ]

レッズのジョーイ・ボット内野手 (AP)

 レッズのジョーイ・ボット内野手(32)が2日にホームで行われたカージナルス戦でファウルボールの捕球を妨害されたファンに対して怒りを露わにする場面があったが、後にこの自身の行動を謝罪した。

 一塁手のボットは7回、2死走者なしの状況でピスコッティのファウルフライを追ったが、フェンス際で立ちながらボールをキャッチしようとする男性ファンと接触。結局、落下地点に入りながらも捕球し損なってしまった。

 そのまま守備位置に戻れば問題なかったが、その後の行動がいけなかった。ボットは男性ファンが着ていたレッズのシャツをつかむと、「お前はレッズファンだろ。邪魔するなよ」と言わんばかりに、そのシャツを乱暴に引っ張ったのだった。

 だが、さすがにこの行動はボット自身もまずいと思ったのだろう。その後の守備に就く際、男性ファンの元へ歩み寄ると、謝罪し、お詫びのしるしとして「自分の乱暴な振る舞いに対して寛容でいてくれてありがとう」とメッセージの入ったサイン入りのボールをプレゼント。試合後にボットは「完全に自分の間違いで後悔している。あのファンは許してくれたよ」と話していた。

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2016年8月4日のニュース