大谷 連続安打17試合でストップも「切り替える必要ない」

[ 2016年6月10日 08:32 ]

<日・広>9回2死一、二塁、空振り三振に終わり天を仰ぐ大谷

交流戦 日本ハム2―4広島

(6月9日 札幌D)
 2―4の9回2死一、二塁。一発出れば逆転サヨナラの場面で日本ハム・大谷に打席が回ってきたが、中崎のフォークに空振り三振に倒れ、ゲームセット。

 「(4番の)中田さんに何とかつなぎたかったけど、良いボールだった」。自己最長の連続試合安打も17でストップした。

 初回は内角高めのスライダーを二ゴロ。6回にも内角スライダーを仕留めきれず右飛に倒れた。8回もジャクソンの内角152キロ直球に空振り三振した。「僕が打ち損じていただけ」と言うが、連日の内角攻めに苦しんだ。死球から一夜明け、投球が直撃した広背筋は内出血。試合前に筋力トレーニングを行い、気にするそぶりはなかったが、結果は出なかった。首位・ソフトバンクとのゲーム差は今季最大の10。大谷は10日から投手調整に戻る。「切り替える必要はない。今まで通りやる」と話し、帰りのタクシーに乗り込んだ。 (柳原 直之)

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2016年6月10日のニュース