巨人・由伸監督「難しいのは分かってる」中盤の大量失点で交流戦2位転落

[ 2016年6月10日 10:17 ]

<西・巨>7回に逆転を許した山口(手前)の奥で厳しい表情の高橋監督(右)

交流戦 巨人4―7西武

(6月9日 西武プリンス)
 巨人は6、7回の2イニングで計7失点。「難しいのは分かっている。そういうところを経験してきているピッチャーがいるわけだから、そこはこちらも信頼して送り出している」。高橋監督は救援陣への変わらぬ信頼を口にしたが、痛い逆転負けに変わりはない。

 1点リードの7回は2番手・山口が3連続長打を浴び、1死しか取れず逆転を許した。1死走者なしから左翼右への木村昇の飛球を左翼手・大田が左腕に当てて落とす不運な二塁打がきっかけになったが、山口は「使い続けてもらっている以上、頑張らないと」と言い訳をしなかった。防御率5・64と状態が上がらない左の中継ぎエースについて、村田ヘッドコーチは「代わりがいない。立ち直ってもらわないと」と奮起を促した。

 7回は山口の後を次いだ西村が、メヒアに3ランを浴びてダメ押しされた。交流戦首位から2位に転落。高橋監督は「結果がこうなってしまったのでね、我々のミスになるのかなと思いますけどね」と救援陣をかばい責任を背負った。 (春川 英樹)

 ▼巨人・大田(7回の守備について)照明を避けて捕ろうと思ったけど、最後に入った。流れがいってしまった。

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2016年6月10日のニュース