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ネパール野球代表主将らコボスタ訪問「子供たちを楽天の試合に連れてきたい」

コボスタ宮城を訪れた小林理事長(左)とイッソーさん

 野球と地震。この2つが遠く離れた国と地域を結んだ。

 ネパールの野球振興に尽力するNPO法人「ネパール野球ラリグラスの会」の小林洋平理事長と、ネパール野球代表チームの主将、イッソー・タパさんが10日、コボスタ宮城を訪れた。

 ネパールは昨年4月25日、マグニチュード7・8の大地震に見舞われた。東日本大震災を経験している楽天はすぐさま選手や球団職員らが募金活動を実施。集まった義援金のうち、約150万円が同会に送られた。小林理事長とイッソーさんはその義援金のお礼と使途の報告に訪れたのだ。

 小林理事長によると、震災から1年が経った4月末、ネパールで子供たちのために復興試合を開催。中には地震で家が損壊した児童もいたという。小林理事長が「試合を目標に練習を頑張っていた子たちがいた」と話せば、イッソーさんも「野球をやっている間はすごく喜んでいた」と語るように、震災で心に傷を負った子供たちは野球をしている間は笑顔を取り戻したそうだ。小林理事長は「地震で向こうの子供たちは絆が強くなった」と語り、続けて「日本の方々の力でネパールの子供たちに笑顔を広げられた」と感謝の言葉を述べた。

 ネパールの野球人口は現在、約300人。野球経験者は2000人を超えるが、経済的な事情から若者の多くは学校を卒業すると中東などに出稼ぎに行くことが多く、野球を続ける環境は根付いていない。

 そんな中、イッソーさんは13歳の時、初めて野球に出会い「新しいスポーツで見たことない。楽しかった」とのめり込み、10年に関西独立リーグ「大阪ホークスドリーム(現大阪HDベースボールクラブ)」に入団。同国初のプロ野球選手となった。

 「ネパールの子供たちを楽天の試合に連れてきたい。そして、ネパールでも野球を広めたい」とイッソーさん。

 ネパールと東北。地震という大災害に見舞われた国と地域が苦境も国境も乗り越えて、野球を軸にこれから先もつながり続ける。

[ 2016年6月10日 17:24 ]

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