清原被告初公判 倍率188倍 傍聴券20枚に3769人 のりピーに及ばず

[ 2016年5月17日 12:32 ]

清原被告の初公判で、傍聴券抽選の整理券を求め並ぶ人たち=17日午前、東京・日比谷公園

 覚せい剤取締法違反(所持、使用)の罪で起訴された元プロ野球選手の清原和博被告(48)の初公判が17日午後1時半から東京地裁で開かれる。初公判を前に、午前9時半から傍聴整理券が交付され、雨の中、わずか20席を求めて3769人の希望者が集まった。倍率は約188倍。

 オウム真理教事件の麻原彰晃こと松本智津夫死刑囚や、覚せい剤事件の女優・酒井法子、歌手・ASKA(14年)らと同様、東京地裁に隣接する日比谷公園で傍聴整理券が配布された。

 これまでの最高倍率は2009年10月の酒井の初公判で約330倍。傍聴券20枚に対し6615人が集結した。また、ASKA被告の初公判は21席に2646人の126倍だった。最高人数は、48席の一般傍聴券を求め1万2292人が集まった松本死刑囚の初公判で、1万人を超えた唯一の公判となった。

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2016年5月17日のニュース