野村貴仁氏 清原被告へ助言「本人が強い意志を持たないと」

[ 2016年5月17日 07:10 ]

薬物依存からの脱却について語った野村貴仁氏

 清原被告と巨人時代にチームメートだった野村貴仁氏(47)が16日、高知市内の自宅でスポニチ本紙の取材に応じた。

 自身は現役引退後の2006年、覚せい剤取締法違反で懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けている。清原被告の薬物依存からの脱却について「誰がサポートしたとしても(やめるのは)難しい」と断言。「清原さん本人が自分からキッパリやめようという強い意志を持たないと絶対に(覚醒剤をやめることは)できない」と力を込めた。

 オリックス時代に左膝の痛みから逃れるため「グリーニー」と呼ばれる薬物に手を出し、そこから覚醒剤使用まで及んだ。拘置所で味わった屈辱を二度と味わいたくないとの強い思いから、自身はキッパリと覚醒剤から足を洗ったという。

 現在は体力づくりと自伝の執筆活動に着手。14年3月に「週刊文春」が清原被告の薬物疑惑を報じた際、「薬を渡した」と語ったことがあるが、自伝について「自分の野球人生を書いたもの。初めて三振を取った相手が清原さんとか、そんな話は出てる」とした。

続きを表示

2016年5月17日のニュース