ダル、メジャー復帰へ順調…変化球に手応え「カーブは凄く良かった」

[ 2016年5月13日 11:32 ]

2回、ホゼ・タバタを空振り三振に仕留めるダルビッシュ

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手は12日(日本時間13日)の3度目のリハビリ登板となったオクラホマシティー戦を終え「前回は真っすぐを投げすぎたので。今日はもうちょっと他の変化球を投げようかなと思っていた」と振り返った。

 4イニングを投げ1安打2失点(自責1)。初回に四球で出した走者を失策絡みで還され、4回は先頭打者に95マイル(約153キロ)の速球を捉えられ右越えソロとされた。速球中心だった前回6日の登板から投球の組み立てを変更。カーブやスライダー、カットボールと織り交ぜ「カーブは凄く良かった。カットボールもいい球と悪い球がありましたけど、そこそこ良かったかな」と自己評価した。

 初回は試合開始から7球連続ボールと制球が定まらず、2連続四球で走者をためた。「軽く投げようとして、その意識が強すぎて、本当に軽くなっちゃった。それでバランスを崩した」という。「1回思い切り投げて、そこから軽く投げようとしたら、ちょうどよくなりました」とその後はしっかり立て直し、許した安打は右肘手術後初被弾となったソロ本塁打の1本のみだった。

 今後の予定は状態を見て決めるが、マイナー戦でのリハビリ登板を続け投球イニングと球数を積み重ねていく。順調なら今月中にはメジャーのマウンドに復帰できそうだ。

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