ヤクルト坂口「やってもーた」が…プロ14年目初サヨナラ打

[ 2016年5月13日 05:55 ]

<ヤ・広>延長10回1死三塁、坂口がサヨナラ中犠飛を放つ

セ・リーグ ヤクルト4―3広島

(5月12日 神宮)
 高々と上がった打球は中堅やや浅め。「やってもーた、と思った」というヤクルト・坂口だが、タッチアップした中村の本塁生還を見届け大喜びだ。

 延長10回1死三塁から犠飛で試合を決めたプロ14年目。意外にも初のサヨナラ打に「格好よく決めたかったが、勝ったから何でもうれしい」と笑顔がはじけた。

 前夜は8回5得点で逆転勝ち。この日も8回に同点に追いついた。1死一塁から代走で出場した比屋根が二盗、三盗を決めて、川端の一ゴロでホームを踏んだ。坂口も11球目を見極めて四球を選んで好機を広げた。「後ろにつなげば凄い打者がいる。つなげば試合が動く」と胸を張るリードオフマンの仕事だった。

 勝率5割に戻し、勝ち星の差で阪神を抜いて4位浮上した。「どんどん勝てるように、日々新たに頑張ります」と坂口。まずは13日の巨人戦(東京ドーム)で、今季初の貯金を懸けて菅野を打つ。(町田 利衣)

 ▼ヤクルト・山田(2打数1安打で打率・360とし首位打者。本塁打、盗塁と3冠)全然気にしていないです。時期が早すぎ。(打率は)変動するもの。

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