ビシエド阪神戦4戦連発!能見に5の5で「ボクの顔見たくないんじゃ…」

[ 2016年4月16日 05:30 ]

<中・神>2回裏2死一、二塁、ビシエドは左越えに3点本塁打を放つ。投手能見

セ・リーグ 中日6-0阪神

(4月15日 ナゴヤD)
 エース離脱の危機に立たされた中日を4番ビシエドが救った。10試合ぶりの5号を含む4打数3安打3打点の活躍。連敗を3で止めた。

 「ファンのみなさんも待っていたと思うし、とってもうれしいよ」

 2―0から1点を追加した2回、なおも2死一、二塁。キャンプで発注したミズノ社のバットをフルスイングして左翼席へ豪快に放り込んだ。本拠地では初アーチで阪神戦では4戦連発。いずれもソロだった過去4本とは違い、効果的な3ランで一気に突き放した。特に能見には5打数5安打とし、「ボクの顔はもう見たくないんじゃないかな」と得意げに笑った。

 打線の大幅な組み替えも効いた。2番には今季初先発の三ツ俣、6番には今季2度目の先発の谷を起用。難敵左腕から2回で6点を奪い取った。すべて2死からの得点で粘り強さも発揮。低調だった打線が奮起し、一日で勝率5割へ復帰。

 谷繁監督も「この一週間、点が取れていなかったというのもあるし、きょう出たメンバーは“オレを出してくれ!”という雰囲気があったからね」とニンマリだった。(細川 真里)

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2016年4月16日のニュース