楽天 片山が球場一番乗り 育成で再出発「遊んでる暇ない」

[ 2016年1月4日 12:56 ]

2016年の球場一番乗りを果たし、練習に汗を流す楽天・片山

 楽天は4日、仕事始めを迎え、コボスタ宮城の室内練習場も開放。2016年の球場一番乗りはプロ11年目を迎えた片山博視内野手(28)だった。

 片山はキャッチボールやマシン打撃で約1時間、汗を流し「1番に来て、1年が始まるのは良い」と笑顔。さらに、「昨日も球場に来ましたが、閉まっていて警備員に止められた。でもウエートトレーニングはできました」と正月返上で練習を行っていることを明かした。

 05年の高校生ドラフト1位左腕は昨季、野手に転向。今季は育成選手としてスタートを切った。「支配下登録の期限は6月30日まで。半年しかない。いかにアピールするか、遊んでいる暇はない」と危機感を募らせた。

 テスト入団で加入した栗原や新外国人・アマダーは右の長距離砲。「左は獲らなかったのでチャンス。長打力を見せて支配下登録をとらないと、1軍にあがれない」と新年に向けて、意気込んだ。

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2016年1月4日のニュース