創価大・田中 自主トレでバッタリ「ライアン超え」誓う

[ 2016年1月4日 05:30 ]

握手を交わすヤクルト・小川(左)と創価大・田中

 今秋ドラフト最大の目玉、創価大の田中正義投手(3年)が「ライアン超え」を誓った。3日、都内での自主トレ中に同大OBのヤクルト・小川と遭遇した。「大学日本一を目指せ」と小川自身が在学中に果たせなかった夢を託された。

 握手を交わし「ありがたい。たくさん経験を積んでいる先輩は堂々としている。僕も自信を持ってやりたい」と感激しきりだった。

 25連勝の東京新大学リーグ記録保持者が小川。田中は14連勝中で、3年時には春秋で6勝ずつ挙げてきただけに、記録更新は射程圏内だ。「負けないようにやっていきたい」。連勝記録を伸ばした先に、リーグ優勝、日本一と道がつながる。

 田中は小川が卒業した13年に入れ替わりで入学し一緒にプレーした経験はない。「第一線でやっている先輩が自分を知ってくださっているだけでうれしい。いつか一緒の舞台でやりたい」。

3月には台湾と強化試合を行う侍ジャパントップチームに招集される可能性があり、3月1日に予定されるオープン戦初戦に登板して早めの調整を行うプランも浮上している。最高のエールを胸に、頂点だけを見て突き進む。(松井 いつき)

続きを表示

2016年1月4日のニュース