沖縄出身のドジャース新監督ロバーツ氏が就任会見 攻撃野球掲げる 

[ 2015年12月2日 08:00 ]

 米大リーグ、ドジャースのデーブ・ロバーツ新監督(43)が1日、本拠地のドジャースタジアムで就任の記者会見に臨み「自分にとって夢の仕事。スピードに基づく攻撃野球で、ドジャースの偉大な業績をさらに発展させたい」と抱負を語った。

 ロバーツ監督は沖縄生まれ。父がアフリカ系米国人、母が日本人で球団初の非白人監督となる。「沖縄、日本は自分の一部。マイノリティーとして初めての仕事で、責任は大きい」と話した。会見を見守った母親の栄子さん(67)は「まさかここまで来るとは。沖縄の親戚や友達も、みんなびっくりしている」と感激の面持ちだった。

 現役時代は外野手でドジャースにも所属し、野茂英雄、石井一久両投手と同僚だった。メジャー通算で832試合に出場し、打率2割6分6厘、23本塁打、213打点、243盗塁。(共同)

続きを表示

2015年12月2日のニュース