ロッテドラ1平沢 夢は「世界征服」 “和製Aロッド”背番13

[ 2015年12月2日 05:30 ]

「世界征服」と書いた絵馬を掲げる平沢

 「和製Aロッド」から「ミスターロッテ」を目指す。ロッテの新入団発表が、東京都新宿区のロッテ本社で行われ、ドラフト1位の仙台育英・平沢の背番号は「13」に決まった。

 10番台は投手がつけることが多いが、ヤンキースの主砲アレックス・ロドリゲスにちなみ「和製Aロッド」になってほしいとの願いが込められている。本人も「“背番号13といえば平沢”と思われるような番号にしたい」と言い切った。

 その一方で、「いつか(8番を)もらえる選手になりたい。そこを目標に頑張りたい」とも。かつては有藤通世氏(スポニチ本紙評論家)、今季までは今江が背負い、楽天に移籍したことで現在は空いている番号。平沢は「ミスターロッテ」継承を青写真に描いている。

 会見では9人の新入団選手が絵馬に書いた「夢」を発表。平沢は「世界征服」というスケールの大きな野望で会場をどよめかせた。「世界で有名になりたいので。メジャーに挑戦してみたい気持ちはあるけど、まずは日本で結果を残したい」。ロッテの「新13番」はどこまでも貪欲だ。 (重光 晋太郎)

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2015年12月2日のニュース